退職〜職業訓練学校へ
前回の続きです。
上場企業を辞めた私は、職業訓練学校に入ることになります。学びながら給付金をもらえるという魅力的な制度でした。幸運にも、住んでいた地域では広告デザイン科というデザインの基本からillustratorやphotoshopなどのスキルが身に付けられる、当時の私には実に魅力的な内容の学科がありました。同じクラスの仲間たちも、個性的で18歳から40歳までと年齢も様々。いろんな価値観の人たちとの交流が、学生時代に戻ったような楽しい環境でした。約半年間、先生たちが定期的に出す課題に追われながら、毎日を過ごす中で、とある変化が起きます。
だいぶ自堕落な生活だったのでしょう。10㎏体重が増えました…!「甘いジュースを片手に毎日制作」のルーティンが祟り、あれよあれよという間にブクブクと太っていったのです。笑
地元の友達からは、naoは仕事を辞めてから太るし、変なもの作ってるし、キャラ濃い仲間と居るし、大丈夫か?!と心配されました。でも、
職業訓練学校は本当にオススメです!真面目に通えば、きっと自分のスキルにつながります。
※自由の身だからといって遊んでいてはだめですよ。
みなさんも最寄りの学校をぜひ調べてみてくださいね。
そんなこんなで卒業を迎えます。私は、求人誌でフリーペーパーを手掛ける、地元では結構名の知れた出版社の編集業務の求人(アルバイト)を目にします。単純に総務の時には社内報担当で紙媒体が好きだったこと、広告デザイン科で学んできだことが活かせるのではないか。という安易な考えで応募したのです。
そのとき、履歴書の備考欄には、
「ビギナーですが、カメラスキルがあります。」と記しておきました…
これが奇跡を起こします。
迎えた面接時。編集担当の方と話をしていく中で、その方が私の備考欄を見つけてくれました。
「撮影ができるの?」と聞かれ、「はい、少しなら…まだまだ勉強中ですが」
「そうなんだ。○○さん(専属社内カメラマン)に伝えとくよ~。」と
さらりとすごいこと言ってくれる。数日後、そのまま採用となりました。
ここから、私の引き寄せが大フィーバーします。続きは次回。